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言ノ葉家的
マーケティングノウハウ
僕が九産大経営学部での講義に備えたリハーサルで最初に披露したコンテンツは、
「4P ×TCR」。
4Pはもちろん、マーケティングの権威であるフィリップ・コトラーが唱えたもので、
TCRも3Cとほぼ同じです。
しかし、Customerが顧客しかイメージできないことと、
競合を意味するCompetitorがもともと日本人にとって馴染みがない以上、
「発想の引き出し」として頭の中で常に使える状態にしておくのは
不可能なのでは?という考えから、
僕はこの3CをTCR(ターゲット・カンパニー・ライバル)
に変えました。
そしてこれらにまつわる大事なポイントの説明を、
僕は緊張のあまりゴッソリ忘れてしまっていました。(恥
それは例えば、
「Company(企業)とProduct(商品)の関係」で言えば、
「商品の多角化における成功例(NIKEのストリートファッション)と
失敗例(ユニクロの野菜)」とか、
「Plice(価格)とProduct(商品)の関係」で言えば、
「価格に見合った商品パッケージデザインの大切さ」とか、
「Place(販売場所)とProduct(商品) の関係」で言えば、
王将の徹底した「ご当地戦略」的商品開発とか、
「Place(販売場所)とTarget(客層) の関係」で言えば移動たこ焼き屋の話とか、
集合店舗における花屋のポジショニングとか、
「Plice(価格)とPromotion (プロモーション)の関係」で言えば松屋の接客用語とか
…ですね。
要するにマーケティングとは、
商売繁盛させるための総合戦略であり、
その成功のカギは、
各要素の整合性と連動性が握っている
…というのが僕の考え方です。
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