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●テストマーケティングはそもそも期間限定である以上、
「売上目標達成」だけで「いける」と判断するのは危険で、
大切なのはやはりアンケートの回答内容です…
というコンサルまでできるコピーライターでありたいと、僕は常々思っています。
●「ニーズ志向もシーズ志向も製品開発の出発点ですが、
必ずどちらかで開発の戦略を練るというものではありません」
by中村穂@経営コンサルタント…に納得!
やはり基準は「需要と供給のマッチング」ではないでしょうか。
●今、いくつも業界で浸透しているポイントカードも、
始まりは一軒の店のスタンプカードだったわけです。
そして商材の本質的価値の向上に邁進するクライアントのニーズに合わせ、
広い視野で見つけたヒットマーケティングのアイデアを提供することも、
言ノ葉家のミッションです。
●例えば、本屋の自己啓発コーナーで「展開思考」より「目標達成思考」の本が
多いのは、そっちの方が「正しいから」ではなく「売れるから」
…ということに気づくのもマーケティングセンスだと思います。
●例えば釣具店において、
タックルボックスを目玉商品にして販売強化することで、
そこに入れる(利幅の大きい)ルアーへの購買意欲を掻き立てる…
これが商品関連販売というものです。
●JR九州取締役営業部長曰わく
「単に乗ってください!ではなく、到着地の魅力訴求が大切」
は、マーケティングに携わる全ての人にとって当然の話でしょう。
しかし世の中、売る側の視点に留まったコピーが多いと思いませんか?
●マーケティング=広告販促だけのこと…と認識している経営者は、
ライオンの高価格帯の洗剤「部屋干しトップ」が、
どれほど丹念なマーケティングリサーチから開発されたか、
恐らく知らないでしょう。
だから価格競争に飲み込まれやすいのです。
●マーケティングの切り口はその気になればいくらでも見つけられます。
しかし、もしも絵具や木材を売ってるホームセンターが集客に悩んでいて、
絵画や工作のワークショップさえ実施出来ないのであれば、
やはり安売りするしかないでしょうね。
●和歌山のヨネクラ玩具店には、子供が玩具で遊べるスペースと、
母親向けにオーガニックの子供服や輸入雑貨の売り場があります。
この売場プランは、ファミリーを対象とした多くのビジネスで
参考になるでしょう。
●ブランド構築の基本は「事実に基づき、シンプルで明快なイメージを定着させること」。
それだけに、私がこの店に関わっていたら、「駅」は遣わず「畑」だけにして、
根菜の半分は土がついた状態で出すことを提案したでしょう。
マーケティングにまつわるつぶやき
集客重視のフロントエンド商材と
利益重視のバックエント商材を設定する
2ステップマーケティングは、
マクドナルドのような大企業の特権
ではありません。
中小企業でも有効です。
●セールスポイントをわかり易く書いても広告効果が出ない時にやるべきことは
いくつかありますが、言ノ葉家がクライアントから重宝されているのは
「購入障壁の把握と破壊」です。
なぜならそれは、セールスポイントを熟知しているだけでは達成できないからです。
●世の中には、シニアの嗜好を完全に捉えたTVゲームを開発をしても、
客層がシニアとズレた大型量販店にリリースしたためにヒットしなかったケースも
あります。
マーケティングの4Pのうちのプレイスは、だから重要なのです。
●「モノが溢れる時代、人は商品ではなく“体験”を買います。
~中略~
では体験とは何か。
それは五感に訴えることです」 By…
●「つまり消費者の声を聞くという手法が
古いマーケティングになりつつあると言えるでしょう」
by福大商学部田村教授
…確かに買ってくれた上にノリノリで答えてくれた
アンケートを元にコピーを書いても、
見込み度の高いお客にしか響きませんからね。
●経営者や起業家が、マーケティングやプロモーションの
セミナーを積極的に受けても、
商材開発と世の中の変化に合わせたマイナーチェンジで遅れを取れば、
もはや致命的では?
●(財)日本能率協会経営教育総研チーフコンサルタントの三宅慶彦氏曰く
「既存客の離脱を5%抑えれば利益が最低25%改善できる」。
●常連客からのブランドロイヤリティを上げるには、
飲食店なら新メニューの試食会…
アパレルなら新作を1点採り入れてコーディネートしてもらい、
ファッションショーをするのもありでしょう。
●言ノ葉家のクライアントは、私がマーケティングの4Pや3C、
そしてSWOT分析を“クライアント毎に”細分化したヒアリングリストを活用して、
広告販促の精度を上げたり、
新たなマーケティングアイデアを得ることが出来ます。
そしてこれと同じ効果を得られるセミナーは、
恐らくないでしょう。
●続 / なぜなら巷のほぼ全てのマーケティングセミナーは、
「なるべく多くの業種で役立つ」ことを目指しているため、
どうしても「内容が薄くなりがち」だからです。
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